プロ野球ＤｅＮＡは昨季限りで巨人を戦力外となっていた宮國椋丞投手（２８）を１５日、育成選手として獲得したと発表しました。背番号は「１０６」。

宮國投手は２０１０年ドラフト２位で巨人に入団し、１０年間で通算２０５試合に登板。２１勝２１敗１セーブ１９ホールド、防御率３．５９。２０１３年には開幕投手を務めました。

昨季は２１試合に登板し、防御率５．３３という成績で、オフに戦力外の通告を受けました。１２月に合同トライアウトを受験。その後も、巨人時代の同僚、西武・内海哲也投手（３８）の自主トレに参加するなど調整を続けてきました。

３月上旬に、ＤｅＮＡ側から状態をチェックしたいという申し出を受け、２軍施設で“入団テスト”。戦力外から待つこと４か月、プロ野球復帰の道にたどり着きました。

「時期も時期なので、正直諦めかけていた気持ちもあったんですけど、お話をいただけることにすごく感謝しています」とコメントした宮國投手。

今は育成枠ですが支配下登録について、「そこは強く思っていますし、ここからはい上がりたい。打倒ジャイアンツという気持ちでやっていきたい」と強い決意を語りました。