選抜開幕 仙台育英が明徳義塾を接戦で破る
第93回選抜高校野球大会 初日(19日、甲子園球場)
1回戦 仙台育英1-0明徳義塾
大会初日、第2試合で仙台育英(宮城)と明徳義塾(高知)が対戦しました。
先制したのは仙台育英。2回裏、1アウト二塁から6番・遠藤太胡(だいご)選手がタイムリーヒットを放ち、仙台育英が1点を先制します。
対する明徳義塾は4回表、ランナー三塁一塁と、一打同点のチャンスをつくります。それでも仙台育英の2番手で登板したエース、伊藤樹投手に三振で抑えられ、無得点に終わります。
6回裏、仙台育英は1アウト満塁で選手宣誓の大役を務めた島貫丞(しまぬき・じょう)選手に打席がまわりますが、明徳義塾の先発、代木大和投手の前にダブルプレーに倒れ、追加点を奪うことはできません。
その後も、両チームの投手陣が好投し接戦となった試合は、仙台育英が明徳義塾打線を1安打に抑え、1対0で勝利。2回戦に駒を進め、24日、神戸国際大付(兵庫)と対戦します。
試合後、仙台育英の島貫主将は「(選手宣誓後)気持ちの切り替えはできていた。満塁でまわってきて、結果凡退で終わったけど、逆にそこでみんなが声をかけてくれた。自分じゃなくて、みんなが支えてくれたおかげで、初戦勝つことができたので、みんなに感謝したい」と話しました。
※写真:日刊スポーツ/アフロ