◇ラグビーワールドカップ2023フランス大会（13日、フランス）

ラグビー日本代表の具智元選手は13日の公開練習後に行われた会見で、痛めた右膝の状態とイングランド戦への意気込みを語りました。

具選手は、初戦のチリ戦で受けたアフタータックルで右膝を痛めた影響でこの日の公開練習には参加をしていませんでした。日本時間18日のイングランド戦への出場に心配がされるなか、練習後に行われた会見では、膝の状態について「1日1日良くなっていって、自分的には試合に出る気持ちでいるんですけど、あとはチームの判断で行こうかなって思っています」と説明しました。

また長谷川慎スクラムコーチは練習後の会見で具選手の状態を問われると、「今日も一日様子見ると言っていたけども。智元もやる気あるし、代わりに誰かが出るとしても大丈夫だし、優秀なメディカルがいるので信用してこっちはもう待っているだけ」と語りました。

昨年11月に行われたイングランド戦では13ー52と完敗を喫した日本代表。この試合ではファーストスクラムから3本連続ペナルティを取られるなど苦しい展開が続きました。試合に出場していた具選手は「去年イングランド戦で、最初3本連続で取られちゃって、そのバインドの掛け合いからヒットのところでちょっと受けただけで落ちてペナルティを取られてしまったので、いまは修正できているし、絶対やられない。やり返せる自信があるので、すごく楽しみです」と再戦への意気込みを語りました。

長谷川コーチも具選手のイングランド戦への意気込みについて「試合に向けて智元は出たいと思っていると思います。この日のためにやってきたと思います」と語りました。