高橋由伸の順位予想 巨人と阪神がV争い
日本テレビ「news zero」の野球解説者、高橋由伸さんが今月26日(金)に開幕するプロ野球の順位予想を発表しました。まずはセ・リーグ、3位に中日、2位に阪神。優勝はリーグ連覇中の巨人と予想しました。
由伸さんは「選手層の厚さは巨人がダントツですね」と今季から、梶谷隆幸選手(32)や、井納翔一投手(34)など強力な新戦力が加わった選手層の厚さを優勝予想の要因に挙げました。
さらに、開幕投手を務める菅野智之投手(31)について「もともと、小さな変化や速い変化のボールが得意な投手。今年は桑田コーチからカーブを教えてもらったことでピッチングの幅が広がるので、完投数が増えるのでは」と語りました。
2位予想の阪神について2人のキーマンを挙げました。「佐藤輝明選手(22)という強力な新人が入りましたし、もう1人、“ある意味新戦力”の藤浪晋太郎投手(26)です。ここ数年は結果が出ていませんが活躍すると面白い。キャンプで実際に見て、復活への可能性を感じました」と分析。
さらに、ルーキー佐藤選手の1年目の成績について聞かれると「打率3割20本を期待したい。シーズンに入ってくると相手がいろいろな対策を練ってくるので、それを乗り越えられるかの対戦が楽しみ」と、相手の対策を乗り越えることが活躍のカギと語りました。
由伸さんのプロ1年目での成績、打率3割、ホームラン19本を超えるかについて聞かれると「僕以上に打つ。甲子園の浜風が左バッターに不利と思われがちだが、佐藤選手はセンターや逆方向(レフト)にもホームランを打っているので浜風と仲良くなれる」と評価。
2人のキーマンが活躍すれば阪神が巨人と優勝争いを繰り広げるかもしれないと語りました。
そしてパ・リーグ、3位にはオリックス、2位には楽天。そして優勝には4年連続日本一のソフトバンクを予想しました。
2位楽天について「先発投手陣がそろっているので、震災10年という節目で楽天に戻ってきた田中将大投手(32)が活躍すれば、チームが勢いづき、楽天が首位の可能性も出てくる」と分析しました。