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スポーツ
2021年3月22日 20:33

センバツ乱打戦 延長11回にまさかの展開

22日、選抜高校野球大会の明豊(大分)対東播磨(兵庫)の試合が行われました。

明豊は初回、1アウト満塁のピンチを招くと、東播磨の5番・鈴木悠仁選手(3年)にライトの頭上を越えるタイムリーヒットを許し、2点を先制されます。さらに6番・熊谷海斗選手(3年)にレフト前ヒットを浴び、初回で3点を奪われます。

3点を追う明豊打線はその裏、3番・黒木日向選手(3年)の内野安打で1アウト1・3塁のチャンス。ここで4番・米田友選手(3年)のレフトオーバーのタイムリーヒットで2点を返します。さらに6番・竹下聖人選手(2年)がライト前ヒットを放ち同点に。試合を振り出しに戻します。

互いに2点を追加し迎えた6回裏、明豊の攻撃。2番で主将を務める幸修也内野手(3年)がフォアボールで満塁。このチャンスにバッターボックスに立った3番・黒木選手が右中間を切り裂く走者一掃のタイムリーヒット。3点を追加します。さらに4番・米田内野手の犠牲フライで1点を追加し、差を4点に広げます。

しかし、7回表の東播磨の攻撃、ノーアウト満塁から犠牲フライで1点を許すと、再び満塁のピンチで押し出しのフォアボール。さらにセカンドゴロの間にランナーが生還し、この回3点を返され9-8と1点差に詰め寄られます。

このまま逃げ切りたい明豊でしたが、9回表に1アウト三塁のピンチ、東播磨の5番・鈴木選手が打ったサードゴロの間にランナー生還を許し9-9、延長戦へ突入します。

11回裏・明豊の攻撃。フォアボールと連続ヒットでノーアウト満塁のチャンス。ここで代打の田中文都選手(3年)がバッターボックスに立ちます。

試合の幕切れは突然でした。東播磨の鈴木投手が投じた初球はワンバウンドし、キャッチャーがボールをそらした隙に三塁ランナーが生還。11回裏に劇的展開で明豊がサヨナラ勝ちを収めました。

勝利した明豊の幸主将は「持ち味である粘り強い野球を見せつけられたので点にもつながった。最初から点差が広がらない展開は予想していて、準備はできてたので勝てて良かった。初戦でこういう展開になったことをポジティブにとらえて、また緊張感ある戦いの中でも戦っていきたい」と語りました。

明豊は26日に行われる2回戦で、市和歌山(和歌山)と県岐阜商業(岐阜)の勝者と対戦します。

写真:日刊スポーツ/アフロ