智辯学園8強入り 奈良県勢2校準々決勝へ
【第93回選抜高校野球大会 8日目(27日・甲子園球場)2回戦 智辯学園5-2広島新庄】
大会8日目を迎えた選抜高校野球2回戦で、智辯学園(奈良)と広島新庄(広島)が対戦しました。
5年ぶりの優勝を目指す智辯学園に対し、広島新庄は2回、7番・平田龍輝選手がレフトへタイムリーヒットを放ち、先制します。
しかし続く3回、智辯学園が猛攻。2番・垪和(はが)拓海選手のショートへの内野安打の間にランナーが生還し、同点とします。さらに、3番・前川右京選手、4番・山下陽輔選手と打線がつながり、この回一挙3点を奪い逆転。
さらに1点を追加した智辯学園は6回、1番・岡島光星選手がレフトへタイムリーヒットを放ち、5対1と広島新庄を突き放します。
追いつきたい広島新庄は8回、ランナー2塁・1塁のチャンスで3番・瀬尾秀太選手がセンターへタイムリーヒットを放ち、1点を返します。
それでも、智辯学園の先発・小畠一心投手が9回を投げきり、27個のアウトのうち18個を内野ゴロで奪う、打たせて取るピッチングで好投。
智辯学園が5対2で広島新庄を下し、優勝を果たした2016年以来のベスト8入り。28日の準々決勝で明豊(大分)と対戦します。
写真:日刊スポーツ/アフロ