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巨人梶谷また打った 今季初9回引き分け

2021年3月28日 23:31
巨人梶谷また打った 今季初9回引き分け

28日、東京ドームで巨人対DeNAの開幕第3戦が行われ、巨人は梶谷選手の活躍で終盤に追いつき、「延長戦なし・9回打ち切り」の今季特別ルールが初めて適用され、9回引き分けへと持ち込みました。

試合は1回、巨人先発の今村信貴投手(27)がいきなり捕まります。

DeNAの1番・桑原将志選手(27)にライトへツーベースヒットを許すと、前日にプロ初安打を放ったルーキーの3番・牧秀悟選手(22)にもタイムリーを許し、初回1失点。牧選手は、これがプロ初打点となりました。

しかし、その後は、巨人今村投手・DeNA平良拳太郎投手(25)の両先発の好投が続き、7回までスコアは動かず。それでも8回裏、巨人は2アウト1・2塁のチャンスを作ると、打席には前日に移籍後初安打となる満塁ホームランを放った梶谷隆幸選手(32)。追い込まれてからの4球目をしぶとくライト前に運び、同点に。このまま9回まで終了。試合は、今季適用される「延長戦なし・9回打ち切り」の特別ルールが初めて使われての引き分けとなりました。

試合後、梶谷選手は「なんとか追いつきたかったので、同点にできて良かったです。食らいつきました。負けずに終われたのは良かったです」と安堵(あんど)のコメント。

これで巨人は開幕3連戦を2勝1分けと、負けなしの好調スタート。原監督も「明日休んで、明後日からも、ね。」と早くも敵地・バンテリンドームへ乗り込んでの中日戦へ、闘志を燃やしました。