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緊急事態のヤクルト チーム救う村上の1発

2021年4月1日 0:47
緊急事態のヤクルト チーム救う村上の1発

31日、横浜スタジアムで行われたDeNA対ヤクルト。ヤクルトは試合前、西田明央捕手(28)と球団スタッフ1人が新型コロナウイルス陽性判定を受け、濃厚接触の疑いがあったアルバート・スアレス投手(31)、山田哲人内野手(28)、西浦直亨内野手(29)、内川聖一内野手(38)、青木宣親外野手(39)と西田選手の6人が出場選手登録を「特例2021」に基づき抹消されました。

チームの主力選手を多く欠くヤクルトは3回、1アウト2塁3塁の場面で30日にホームランを放っている3番・塩見泰隆外野手(27)が、ライト前へ先制のタイムリーヒットを放ちます。さらに5回、2アウト2塁の場面で再び塩見選手がレフト前へヒットを放ち、さらに1点を追加します。

ヤクルトの攻撃はこれで終わりません。続く4番・村上宗隆内野手(21)がバックスクリーンへ飛び込む2ランホームラン。4試合を終えてヒット1本と苦しむ若き4番にも1発が飛び出し、この回3得点。5-0とDeNAを突き放します。

その後、DeNAのドラフト2位ルーキー・牧秀悟内野手(22)に3ランホームランを浴びるも後続をしっかり抑え勝利。緊急事態にも屈せずヤクルト2連勝です。