【J1順位表】上位チームが軒並み勝利 鹿島が5位、川崎Fが6位に浮上
J1第12節の8試合がゴールデンウイークの6日、7日に開催されました。
6日にAFCチャンピオンズリーグ決勝を浦和が戦ったため、第12節の浦和-湘南のカードは6月28日に開催されることになっています。
現在の順位の試合数は、浦和が3試合、広島が1試合、鳥栖が1試合、湘南が1試合少ない状況となっています。
◆札幌5-1FC東京(札幌ドーム)
この試合はホームの札幌が、FC東京相手に攻撃力を見せつける試合展開となりました。
0-0で迎えた前半、FC東京から迫力のある複数でのプレスでボールを奪うと、最後は浅野雄也選手が冷静なフィニッシュ。今季6ゴール目で先制点を奪います。
攻撃の手を緩めない札幌。その後も、菅大輝選手が強烈なシュートで2点目。金子拓郎選手のPKで3点目を奪い、前半で勝利を決定づけました。後半にも2点を奪った札幌は、今季最多の5ゴールで大勝です。
◆名古屋1-0G大阪(豊田スタジアム)
3試合連続で引き分けの3位名古屋は、ここまで1勝で17位に沈むG大阪との対戦。
0-0で迎えた後半、均衡を破ります。右サイドで藤井陽也が仕掛けてグラウンダーのクロス。最後は稲垣祥選手が押し込み決勝ゴール。名古屋は4試合ぶりの勝利、また9戦負けなしとなっています。一方のG大阪は、3連敗となっています。
◆広島3-1福岡(エディオンスタジアム広島)
ホームの広島は前半にリードを許すも後半に反撃。
GK大迫敬介選手の縦パスから素早いパス回しで右サイドに展開。最後は越道草太選手のクロスにピエロス・ソティリウ選手が頭で合わせて同点ゴールを奪います。
その後オウンゴール、川村拓夢選手のゴールもあり後半に3得点。福岡相手に鮮やかな逆転勝利を収めました。
◆横浜FM4-1京都(日産スタジアム)
首位神戸を追いかける2位横浜FMは攻撃陣が躍動。
前半、CKから西村拓真選手が相手とのポジション争いを制し、豪快なボレーシュートで先制。
その後同点に追いつかれるも、後半にオウンゴールで勝ち越し。その後クロスを受けたヤン・マテウス選手が冷静に沈めて3点目。さらに水沼宏太選手も鋭いシュートを決めて4点目。京都から4得点を奪い勝利した横浜FMは、6試合負けなしとなっています。
◆新潟0-0柏(デンカビッグスワンスタジアム)
VAR(ビデオアシスタントレフェリー)の機材が搭載された車両が、手配ミスにより試合会場に到着しなかった一戦。
3連敗中と不調の新潟は前半CKからチャンス。鈴木孝司選手が一度はネットを揺らしますが、味方選手がオフサイドポジションでプレーに関与したとみなされノーゴールの判定。
その後も柏のゴールに迫るも最後までゴールは奪えず。0-0のスコアレスドローで試合を終えました。
◆鹿島1-0C大阪(ヨドコウ桜スタジアム)
3試合連続完封勝利中の鹿島。前半、C大阪・原川力選手のシュートをDF植田直通選手が体を張ってブロックするなど、堅守でC大阪の攻撃をしのぎます。
0-0で迎えた後半、鹿島はセットプレーからチャンス。CKから関川郁万選手が頭で押し込み決勝ゴール。鹿島は4試合連続完封で今季初の4連勝を飾っています。
◆神戸3-0横浜FC(ノエビアスタジアム神戸)
首位神戸はホームで最下位に沈む横浜FC相手にエースの大迫勇也選手が活躍。
前半自ら倒され獲得したPKを決めて先制ゴール。後半立ち上がりには、こぼれ球を胸トラップ、最後は冷静に流し込むフィニッシュで2点目。大迫選手は今季9ゴール目で、J1得点ランキング単独トップに立ちました。
その後も追加点を奪った神戸は勝利し、首位をキープしています。
◆川崎F1-0鳥栖(等々力陸上競技場)
2連勝と上り調子の川崎Fは、0-0で迎えた後半に均衡を破ります。
スローインから始まった攻撃。右サイド家長昭博がゴール前へ浮き球を放り込むと、飛び込んできたのは脇坂泰斗選手。動き出しでフリーになると落ち着いてシュートを放ち、決勝ゴールを奪いました。
今季序盤調子の上がらなかった川崎F。3連勝で順位を6位まで上げてきました。