サッカースペインリーグ１部・ヘタフェはラ・リーガ第２９節（現地時間３日）でオサスナとアウェーで対戦。ヘタフェにレンタル移籍中の久保建英選手（１９）は０－０の後半３６分から途中出場しましたが、見せ場を作ることができず、チームも０－０のまま３試合連続の引き分けに終わりました。

久保選手は先月２１日に行われた前節エルチェ戦で７試合ぶりに先発起用され、今季初のアシストを記録しました。その後はＵ－２４日本代表として日本に帰国し２試合に出場。アルゼンチン戦では２つのアシストをあげるなど活躍をみせ、アピールができている良い状況の中でリーグ戦へと復帰しました。

しかし、この試合はベンチスタート。久保選手は０－０の状況で後半３６分に攻撃的ＭＦのポジションに途中出場しましたが、その後防戦一方となったヘタフェは久保選手にボールを回すことができず、約１０分間のプレー時間の中でボールタッチ数は「０回」。試合もそのまま引き分けに終わりました。

ヘタフェはリーグ戦残り９試合の中、７勝９分け１３敗の勝ち点３０で１４位。久保選手はヘタフェ加入後、１２試合（うち５試合は先発出場）、０得点１アシストと目立った活躍をみせることができていませんが、チームの１部残留のためにも、今後の活躍が期待されます。

次節は１０日にホームで１５位のカディスと対戦します。

写真：ムツ・カワモリ／アフロ