松山「チャンスある」マスターズ初Vへ王手
◆米男子ゴルフツアー メジャー初戦 マスターズ3日目(現地時間10日、ジョージア州 オーガスタ・ナショナルGC)
日本勢で唯一マスターズに出場している松山英樹選手(29)が、日本男子初のメジャー制覇へ単独トップに浮上しました。
首位と3打差の6位タイでスタートした松山選手は、前半7番でこの日最初のバーディーを奪いました。11番をプレー中に雷雲の接近で1時間18分の中断となりましたが、「全然苦ではなかった」と、再開後の11番、12番を連続バーディー。
さらにパー5の15番ではツーオンに成功し、イーグルとするなどこの日1イーグル5バーディーのトータル11アンダー。2位に4打差をつけ、単独トップで最終日に臨みます。
ラウンド後、松山選手は「うまくプレーができたかなとは思っています。前半は少しドタバタし、パットも少し決めきることができなかったが、後半に入って中断の後から、グリーンのスピードが落ちたので、いい感じで打つことができたかなと思っています」と、振り返りました。
日本男子初のメジャー大会優勝に向けては「この3日間、あまり波を立てることなく、怒らずにできた。明日はそういうことがすごく大事になってくると思うので、それができればすごくチャンスがあるんじゃないかなと思います」と、自信をのぞかせました。
写真:ロイター/アフロ