50gで失格の樋口に代わり高橋が枠取りへ
日本レスリング協会は14日、5月6日からブルガリア・ソフィアで行われる東京五輪の最終予選である、世界予選に派遣する男子8階級の選手を発表しました。男子フリースタイル57キロ級については、樋口黎選手ではなく高橋侑希選手を派遣するとしています。
11日に行われたフリースタイルのアジア予選で樋口選手は、当日の計量で50gオーバーとなり失格になっています。
代わりに出場する高橋選手は、2017年の世界選手権で優勝していて、去年12月の天皇杯でも優勝しています。高橋選手が世界予選で2位以内に入り五輪出場枠を獲得すれば、5月27日からの全日本選抜で高橋選手と樋口選手がプレーオフを行い、その勝者が東京五輪に出場することになります。
※出場選手は以下の通り
《男子グレコローマンスタイル》
67キロ級 高橋昭五(神明精肉店)
87キロ級 角雅人(自衛隊)
97キロ級 奈良勇太(警視庁)
130キロ級 園田新(ALSOK)
《男子フリースタイル》
57キロ級 高橋侑希(山梨学院大職員)
86キロ級 高谷惣亮(ALSOK)
97キロ級 赤熊猶弥(自衛隊)
125キロ級 田中哲矢(自衛隊)
写真:森田直樹/アフロスポーツ