競泳・清水咲子 29歳の誕生日に現役引退
競泳のリオ五輪代表・清水咲子選手が29歳の誕生日となった20日、現役引退を発表しました。
清水選手は今月の日本選手権兼東京五輪代表選考会に出場。専門の400メートル個人メドレーでは、2位の選手にわずか0秒21の差で敗れ3位。派遣標準記録を突破していましたが、上位2人に入れず東京五輪代表を逃していました。
清水選手は所属するミキハウスを通じ、「本日をもって水泳を引退することを決めました。3歳から続けてきて、楽しいこと、苦しいこと、大切なことは水泳が教えてくれました。東京五輪への夢はかないませんでしたが、限界まで努力をしても望む結果が出ないことがあるということを知りました。それでも前を向いて進まなければいけないし、この結果を失敗とせず、今後の人生に活かしていくことがずっと大切なことだと思っています。本日は誕生日でもあるので、この29歳の誕生日を機に新たなスタートにしたいと思います。本当にありがとうございました」とコメントしています。
清水選手は東京五輪代表の補欠選手となっていましたが、本人の意向で辞退しています。
写真:日刊スポーツ/アフロ