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Bリーグ川崎がチャンピオンシップ進出決定

2021年4月24日 23:52
Bリーグ川崎がチャンピオンシップ進出決定

東地区優勝を決めている宇都宮と、勝てばチャンピオンシップ進出が決まる川崎の一戦。堅守を誇る両チームはこの日の試合でも序盤から激しいディフェンスを見せ、第1クォーターを終え宇都宮10-14川崎とロースコアな展開になります。

第2クォーターも堅いディフェンスが糸口となります。残り6分11秒の場面で川崎の篠山竜青選手(32)がスティールから速攻、ファウルを受けながらレイアップシュートを沈めます。

対する宇都宮も残り2分12秒、鵤誠司選手(27)がインサイドへのボールをカットすると、パスをつなぎ最後はフリーになった渡邉裕規選手(33)が3ポイントシュートに成功。お互いに一歩も譲らず26対27と川崎が1点リードで前半を折り返します。

試合が動いたのは第3クォーター。川崎の日本代表候補、ニック・ファジーカス選手のオフェンスが爆発します。36対32と川崎4点リードの残り4分1秒、オフェンスリバウンドからシュートを決めると、その後もゴール付近でのシュートや3ポイントシュートなど多彩な攻撃を見せたファジーカス選手が第3クォーターだけで14得点をあげ、川崎がリードを9点差に広げます。

しかし、第4クォーター、ホームの宇都宮も反撃。ジョシュ・スコット選手(27)がゴール下で強さを見せ、オフェンスリバウンドを奪い得点に結びつけるなど、徐々に得点差を詰めると、ライアン・ロシター選手(31)が試合残り27秒で3ポイントシュートを沈め58対57。宇都宮が1点差に迫ります。

それでも試合残り12秒、ロシター選手が逆転を狙ったシュートを川崎のジョーダン・ヒース選手(29)がブロックで阻止。強固なディフェンスで1点差を守り切った川崎が58対57で勝利、これでB1リーグ通算200勝目。チャンピオンシップ進出を決めました。

勝った川崎はファジーカス選手が両チーム最多の26得点16リバウンドの活躍。ファジーカス選手は「今日勝つことが大事だと思っていたので、勝利することができて良かったです。今日は前半に26点しか取られていなかったので、良いディフェンスの流れのまま後半に入ることができました。(東地区2位の可能性もあるが)2位になってチャンピオンシップをホーム開催したいという想いがあるので、タフな相手との戦いが残っていますが、しっかりと勝っていきたいと思います」とコメントしました。

写真提供:川崎ブレイブサンダース

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