日本新!辻沙絵 パラ陸上400m
24日、国内最高峰のパラスポーツ競技大会「ジャパンパラ陸上競技大会」が香川県高松市で開幕。
女子400メートル(上肢障害T47)にリオパラリンピックの銅メダリスト辻沙絵選手(26)が出場。自らの日本記録(58秒96)を更新する58秒45の日本新記録で優勝しました。
生まれたときから右肘から先がなく、今年3月からは義手ではなく同じような重りをつけて競技に臨んでいるという辻選手は「義手があったときは、腕の可動域が狭くて、今は義手がないので、思い切り後ろに振れる、腕を振るのを制限なくできることでストライドが伸びた」と好調の理由を明かしました。
東京パラリンピックについては「自国開催ということで、友人や家族が今コロナの影響で実際に来られるかは分からないですけど、同じ地で応援してもらえる。それが自分の力になると思う。選手としては楽しみでもありますし、自分の成長がみられる大会になると思う」とコメントしました。