陸上男子4×400mリレー 銀メダル獲得
陸上・世界リレー選手権決勝(3日、ポーランド)男子4×400mリレーに登場した日本(伊東利来也-川端魁人-佐藤拳太郎-鈴木碧斗)が、銀メダルを獲得しました。
前日に行われた予選を突破し、東京五輪への出場を決めた日本。この日行われた決勝では、予選から一部のメンバーを入れ替え臨みました。
レースは、第1走者の伊東利来也選手(22)が4位でバトンをつなげます。すると第2走者の川端魁人選手(22)と第3走者の佐藤拳太郎選手(26)が、それぞれトップタイムと会心の走り。2位でアンカーの鈴木碧斗選手(19)につなぐと、一時は4位に後退しますが、最後の直線で追い上げ2位でフィニッシュ。3分04秒45のタイムで銀メダルを獲得した日本は、世界大会ではこの種目初のメダルを獲得。東京五輪に弾みをつけました。
レース後、佐藤選手は「今回は必ずメダルを取るんだという気持ちで全員臨むことができた。金メダルには届かなかったが、メダルを取れたことは収穫。東京五輪には今回出なかった強豪国も多数出場するので、その中で決勝で戦える準備をして最大のパフォーマンスでいい結果が出るように頑張っていきたい」と、語りました。
《男子4×400mリレー結果》
金 オランダ 3分03秒45
銀 日本 3分04秒45
銅 ボツワナ 3分04秒77
写真:ロイター/アフロ