菊地絵理香 メジャー初優勝へ好発進
◆女子プロゴルフツアー メジャー2021年初戦 ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ初日(6日、茨城GC東C)
女子ゴルフの国内メジャー今年初戦となる「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」が6日開幕。メジャー初優勝を狙う菊地絵理香選手(32)が、好スタートを切りました。
国内ツアー通算3勝の菊地選手は前半、1バーディー1ボギーのイーブンとすると、後半の13番(パー3)で2つ目のバーディー。さらに15番(パー5)から3連続バーディーで初日を首位と2打差の4アンダーで終え、3位タイにつけました。
ホールアウト後、菊地選手は、「4アンダーはかなり上出来。いいショットもいいパットも打てたので、すごく楽しくラウンドできた」と充実した表情を浮かべました。
また、「(上田)桃子さんも優勝されたので、『私も』ってわけではないですけど、初日をいい位置でクリアしたいと思っていたので、そこはまずクリアできたかなと思う」と、前週の大会で2年ぶりのツアー優勝を果たした上田桃子選手(34)のいい流れに乗りたい思いを明かしました。
さらに上田選手について、「プロ入りしてからずっとやっていて、情熱とか向上心が衰えない、下がらないのは間近で見ていて本当にすごいの一言に尽きる。見習わなければいけないという気持ちにもさせてもらいますし、桃子さんが第一線で頑張っているので、私もまだまだ頑張らなければいけない。何かを言い訳にしてはいけないという気持ちにさせてもらえるので、すごくありがたい存在。奮い立たせてくれる存在」と、上田選手の存在が大きな刺激になっているといいます。
そして2日目以降に向けては、「ベストを尽くして、できればアンダーで回れるようにイメージをつくってラウンドできたらいい」と話しました。
■初日の主な順位
1位 笠りつ子 -6
2位 大里桃子 -5
3位T 菊地絵理香 -4
3位T 西郷真央 -4
15位T 稲見萌寧 -1
15位T 上田桃子 -1
31位T 古江彩佳 0
85位T 小祝さくら +3
103位T 原英莉花 +4
写真:日刊スポーツ/アフロ
※写真は3月2日ダイキンオーキッドレディス