◇侍ジャパンシリーズ2025　日本9-0オランダ(6日、京セラドーム)

日本代表・侍ジャパンは6日、オランダ代表と強化試合を行い「9-0」で勝利しました。

この日、先発投手として出場したロッテ・種市篤暉投手は、初回、先頭打者へは3球で三振を奪うと2番にはこの日最速の155キロでファウルフライ、3人目には155キロのストレートで相手のバットを折りショートゴロに打ち取りました。

種市投手は予定された2イニングを投げきり、23球2奪三振で走者を一人も出さない圧巻の投球を見せました。

種市投手は、この日のピッチングを「パーフェクトに抑えられたのがよかったですし、出力もすごく出ていたので、自分の持ち味を出せたかなと思います」と振り返りました。

150キロ台のピッチングを連発していたことについては、「僕が一番びっくりしている」と驚きを隠せない様子で「持っていないものが出たかなと思いますけど、キャンプでやってきた事を出せたかなと思います」と自信を見せました。

また、この日は投手陣が継投で7回までパーフェクトピッチングを披露。8回は曽谷龍平投手がマウンドに上がりましたがオランダに初ヒットを許しました。

種市投手は昨年の侍ジャパン対欧州代表との試合で6人の継投による完全試合達成を経験。そのときは8回から2イニングを投げました。

この日の投手陣について聞かれると「曽谷の気持ちもすごくわかる」と笑顔で答え、「緊張感もありましたけど、去年に引き続き抑えられてよかったかなと思います」と勝利したことに安どの表情をみせました。

2026年3月に行われるWBCに向けて「すごく僕もWBCに出たい気持ちがあります。またシーズンがあるのでそこで、たくさんアピールして出られるように頑張ります」と意気込みました。