最多132球 西武・松本「気持ちで」勝利
プロ野球・ロッテ対西武が千葉・ZOZOマリンスタジアムで行われ、西武の先発・松本航投手がプロ入り最長の8回を投げ、プロ入り最多の132球の力投でロッテ打線を2安打無失点に封じて今季3勝目を挙げました。
松本投手は序盤、制球に安定を欠き球数を費やしますが、中盤以降はテンポよくアウトを重ねてロッテ打線に得点を許しません。西武打線は8回、9番・金子侑司選手がセンターへの2ベースでチャンスを作ると、1アウト3塁でこの日2安打の2番・源田壮亮選手がセンター前へ運び先制します。その後、さらに2点を追加した西武が3対0で勝利しました。
今季3度の先発登板後、中継ぎに配置転換された松本投手。中継ぎから先発に復帰した前回登板のソフトバンク戦は6回無失点で勝利を挙げ、今日は8回無失点と先発復帰後は2連勝で14イニング無失点に抑えています。 好調の要因について松本投手は「中継ぎから先発に戻って、気持ち新たに1人ずつという気持ちで投げて結果が出てる」と手応えを口にしました。
チームも松本投手の先発復帰戦で勝利して以来、5試合ぶりの勝利を挙げました。