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「Jリーグの日」プロ初ハットトリック土居

2021年5月15日 21:46
「Jリーグの日」プロ初ハットトリック土居

5月15日はJリーグが開幕した記念日となる「Jリーグの日」。明治安田生命J1リーグ第14節県立カシマサッカースタジアムでは鹿島アントラーズ対横浜F・マリノスの試合が行われました。

1993年の創成期から戦い続ける2チームによる対戦で主役となったのはリーグ戦250試合目の出場となった鹿島の土居聖真選手でした。

鹿島は1点を追う前半40分、CKのこぼれ球を土居選手が押し込んで同点ゴールを奪います。後半開始直後には土居選手がディフェンスの裏に抜け出してGKとの1対1、落ち着いて決めて勝ち越しゴールとなる2点目。後半8分にもPKを決めて3点目。土居選手はプロ初となるハットトリックを達成しました。「サッカー人生の中でいつハットトリックしたのか覚えていない。プロでは生涯することないだろうなと思っていました」と喜びを口にしました。

また、Jリーグ初のハットトリックを達成したレジェンド・ジーコ氏から試合前に言われたエピソードを明かした土居選手、「普段はあまり言われないけどジーコさんに試合前に点を取るよと言われました。(土居選手のハットトリックに試合後)1点取るよと言ったけど3点取るとは思わなかったと言われてすごく嬉しかったです。今日は和製ジーコとして喜びたいなと思います」

5対3で勝利した鹿島はリーグ戦4連勝。横浜FMは2月の開幕戦以来となる12戦ぶりの敗戦となりました。

写真:アフロ
※写真は5月9日FC東京戦