体操19歳の橋本大輝が東京五輪代表内定
東京五輪代表選考会を兼ねた体操のNHK杯が16日最終日を迎え、男子の個人総合で橋本大輝選手(19=順天堂大学)が初優勝しました。2位は萱和磨選手(24=セントラルスポーツ)でした。橋本選手と萱選手が東京五輪代表に内定しました。優勝した橋本選手は、初めての五輪出場となります。
優後インタビューでは、「ケガもあって、この1年間はとにかく東京五輪で金メダルを取る練習をしてきた。いろんな方の支えもあり、できた優勝で、代表をつかみ取ることができた。五輪ではエースとして、安定した演技、チームを引っ張る演技ができるように頑張りたい。団体金メダルと個人の金メダル獲得を目指して頑張りたい」と語りました。
東京五輪の体操団体枠は4人で、NHK杯の上位2人が自動的に代表に内定します。残りの2人は、4月の全日本選手権、今回のNHK杯、6月の全日本種目別選手権、3大会の成績を踏まえ、チーム貢献度などを考慮して選出されます。
◆NHK杯の主な成績
優勝:橋本大輝選手
2位:萱和磨選手
3位:谷川航選手
4位:三輪哲平選手
5位:武田一志選手
6位:杉野正尭選手
7位:前野風哉選手
8位:松見一希選手
9位:北園丈琉選手
10位:千葉健太選手
写真:アフロスポーツ
※写真は今年4月の全日本選手権(左)橋本選手、(右)萱選手