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矢野・阪神5連勝 大山には「まだまだもっともっと打って欲しい」

2022年6月18日 19:06
矢野・阪神5連勝 大山には「まだまだもっともっと打って欲しい」
5連勝を飾った阪神・矢野燿大監督
プロ野球セ・リーグ 阪神4-1DeNA(18日、甲子園球場)

阪神が逆転でDeNAに勝利。チームは5連勝となりました。

◇以下、試合後の阪神・矢野燿大監督のインタビュー

――先発の伊藤将司投手ですが、球数94球の完投。どうご覧になった?

「初回にソロホームランを打たれて、逆に気持ちがそれで引き締まったというか、マサシ(伊藤)らしい低めを丁寧につきながらリュウ(梅野隆太郎)と良い呼吸を合わして、球数も少なかったので最後まで行ってくれたので、これであした全員中継ぎをつぎ込める形をマサシが作ってくれたので、本当にナイスピッチングでした」

――8回まで球数が87球。9回送り込むのはどういう判断?

「もちろんマサシ自身も行く気まんまんでしょうし、あの投球であれば任せたいなっていう投球だったんで、何の迷いも無く行かせました」

――打線ですが、1回の裏にすぐに逆転してくれた。

「昨日もそうですけど、点を取られたあとにすぐ取り返すっていうね、そういうところでまた逆転してっていうところで昨日はちょっとテル(佐藤輝明)がヒット出ませんでしたけど、今日はいいところでテルも(ヒットが)出たので、いい点の取り方ができたと思います」

――初回、1アウトからランナーが出て、ラン&ヒットで動かすという感じだったが?

「動くというのは僕たちの野球なので、走るというところでリズムを作っていくとかそういうことはチーム全体でね、取り組んでやっていることなので、ある意味普段通りかなと思います」

――3回には大山悠輔選手が17号2ラン。どのように見ていた?

「いやぁ、頼もしいですね。本当にいい場面でね、いいところで打ってくれていますし、今日は緩いボールをね、しかもセンターに打つっていうところでは本当に状態がいいし、相手バッテリーもそのあともなかなかストライクを投げられないっていう投球になっていたので、本当に頼もしく、まだまだもっともっと打って欲しいですね」

――練習の時から好調さは見えている?

「ユウスケ(大山)もちょっと春先、状態が上がらなかったんですけど、センターからちょっと逆方向、バッティング練習でもレフトに打つんじゃなくて、ちょっとセンター方向に打とうかっていう感じで、また新井(良太)コーチもね、いつもよく付いて親身になってやってくれているので、そういうあたりが結果に結びついているのかなと思います」

――今日は山本泰寛選手も猛打賞のしぶとさを見せましたが?

「ヤス(山本)はね、どういう場面で使ってもね、持ち味を出してくれる選手なので、こっちのベンチとしては本当にいてくれて助かる選手ですし、まぁスタメンで行ってもね、昨日もそうですけど、今日もいい味出してくれたのでね、これからもヤスもまだまだスタメンでも出たいと思いますし、そういういろんな場面でね、ヤスが必要になると思います」

――チームは5連勝。勢いに乗っていけそうですね?

「もうね、自分たちの戦いができていますし、全員が前を向いて一つになって戦えているのでね、あした、もう一個つなげていくような試合をみなさんにお見せしていきます」