西武・松本 7回1失点の好投で4勝目
22日、メットライフドームでプロ野球・西武対日本ハムの試合が行われ、西武の先発・松本航投手が7回1失点の好投で4勝目を挙げました。
松本投手は先発として登板した最初の3試合で結果が残せず、中継ぎに配置転換されていました。それでも8日のソフトバンク戦で先発に復帰すると、6回無失点で2勝目。15日のロッテ戦では自己最長の8回を無失点に抑え3勝目を挙げ、先発復帰後は22日の試合前時点で14回連続無失点中でした。
その松本投手は「今日は初回から直球の調子が良かった」と、伸びのあるストレートを中心に日本ハム打線を3回まで無失点に抑えます。
しかし4回。日本ハムの3番・西川遥輝選手にレフトスタンドへ先制の第3号ソロホームランを打たれ、松本投手の連続無失点記録は「17と1/3回」でストップしました。
それでも松本投手は6回。2アウト1・2塁のピンチでは、日本ハムの6番・淺間大基選手を145キロのストレートで見逃し三振。このピンチをしのぎます。
そして7回には自身のワイルドピッチもあり1アウト2・3塁のピンチを背負いますが、「最後の力を出し切ろうと思っていたので、三振というかたちでしっかり腕を振って投げられたのが良かった」と、日本ハムの1番・杉谷拳士選手を148キロのストレートで空振り三振に仕留め2アウト。続く2番・平沼翔太選手も146キロのストレートで空振り三振を奪いピンチを切り抜け、松本投手は7回9奪三振1失点の好投で4勝目を挙げました。
試合後、松本投手は「最小失点で粘れたので良かったと思います。三振も大事ですが、今日もいらない球はあったので、そういう球が減っていけばもっとスムーズにいけると思います。次回も気持ちは変わらず、しっかり腕を振って1イニングを1人ずつ、1アウトずつ取っていきたい」とコメントしました。試合は西武が日本ハムに8対1で勝利しました。