大坂なおみへ 四大大会主催者が支援を表明
テニスの全仏オープンを棄権した大坂なおみ選手(23)が自身のSNSで「うつに悩まされている」と公表したことを受け、四大大会(全豪、全仏、ウィンブルドン、全米)の主催者が日本時間2日、連名でコメントを発表しました。
四大大会の主催者は「大坂なおみ選手が十分に休めるように可能な限りのサポートと支援を提供したい」とした上で、「彼女は特別なアスリートで、彼女ができる限り早く回復して復帰ができるのを楽しみにしています」とエールを送りました。
また、「大坂選手が感じているプレッシャーと不安を自分の言葉で共有したことを称賛し、テニス選手が直面する可能性のある様々なプレッシャーにも共感します。ランキングやステータスに関係なく、公正な競技の場を維持するという信念を持つことで、変化が起こるべきです。スポーツはどのプレーヤーも不公平な優位性を持たないようにするためのルールと規制が必要」と記しました。
大坂選手には、ほかのアスリートからもエールが送られています。サッカーJ1神戸のイニエスタ選手は自身のSNSで、大坂選手のSNSを引用し、「共感しよう、参加しよう、助けよう。。。ナオミ頑張って!」と、投稿しています。
写真:アフロ