天国の弟へ捧ぐ…Bリーグ金丸 MVPで涙
4日、プロバスケットボールのBリーグは今シーズン活躍した選手・ヘッドコーチ・審判などの功績をたたえ、一年を締めくくる場となる表彰式「B.LEAGUE AWARD SHOW 2020-21」をオンラインで開催。MVPにシーホース三河の金丸晃輔選手(32)が選出されました。
金丸選手はMVPと合わせて、シーズンを通してBリーグを牽引した優秀選手5人をたたえる「ベストファイブ賞」も受賞。同賞はBリーグ開幕から5年連続受賞しており、MVPは悲願の初受賞となりました。
金丸選手は今シーズン53試合に出場し、1試合平均16.8点と得点力を武器に活躍しました。
受賞後のコメントで昨年、弟が亡くなったことを明かしました。金丸選手は、「毎試合応援し続けてくれた弟からもらったMVPだと思う。やっとMVPとったと弟へ報告したい」と涙しながらコメントしました。
そして、最後にファンへ向けて、「来年、一皮むけた自分を見せられるように頑張る」と更なる活躍を誓いました。
提供:B.LEAGUE