U-24三笘薫「結果を出さないと落ちる」
約2か月後に控える東京五輪に向け、熾烈なメンバー争いを繰り広げているU-24日本代表。発表前最後の実戦となるジャマイカ戦(12日・豊田スタジアム)を前に、三笘薫選手(24)がオンライン取材に応じました。
7日の自主練習では、オーバーエージ枠として選出されているA代表常連の酒井宏樹選手(31)と1対1で対峙(たいじ)したことを明かし、「本気を出していないと思うが、間合いだったり圧っていうのはこれまでにないものはあった。(世界トップレベルの)試合を経験してきた選手なので、いろいろなところを吸収したい」と更なる成長へ意欲を見せました。
三笘選手がプレーする左サイドは相馬勇紀選手(24)らがひしめく激戦区。自身の立ち位置を「結果を出さないと落ちる。この1試合(ジャマイカ戦)に左右される立場だと思っている」と分析し、「五輪に出るという意志の大きさがプレーにもあらわれてくると思うので、プレッシャーかけて練習からアピールしないとけない」と決意を語りました。
また、途中出場でゴールをあげ、東京五輪メンバー入りへアピールをした5日のU-24ガーナ戦を振り返り、「30分ある中でほかにも決定機がありましたし、いろんなところでチャンスを逃したので、そういったところは改善すべき」と気を引き締めました。
東京五輪登録メンバーは18人。最終選考となるジャマイカ戦に向け、「結果を残してチームの勝利に貢献することが大事。その上で自分のプレーを出せれば」と生き残りへ意気込みを語りました。
写真:長田洋平/アフロスポーツ