長谷部誠 真冬のドイツで注意されたことは
サッカー・ドイツリーグで14シーズン過ごした長谷部誠選手は今月5日、日本テレビ「Going!Sports&News」のインタビューに答え、環境先進国と言われているドイツでの生活について語りました。
「ドイツは環境に対して関心の高い人が多い」という長谷部選手、「最近、日本ではレジ袋有料化が始まりましたけど、僕が来た15年前くらいからドイツはエコバッグを取り入れています。野菜やお肉はそのまま置いてあり、それを計り売りしているのでプラスチック容器の消費は少ないかと感じます」と生活の中で感じた環境問題への取り組みを紹介しました。
さらに自身の体験として「真冬で少し寒かったのでエンジンをつけたまま車を止め車中にいたところ、窓をコンコンとされ、『環境に良くないから停車中はエンジンを止めてください』と注意された」といい、自動車大国ドイツゆえの温室効果ガスへの配慮を感じるエピソードを語りました。
また、CO2削減への意識はサッカー界にも広がり、2006年ドイツW杯では車移動を控えてもらう目的で、観戦チケットを購入すると公共交通機関の利用が無料に。さらに廃棄物削減のため、スタジアム内で販売する飲み物には選手の写真入りのリユースカップが使用されました。
現在でもドイツリーグの15クラブ以上がチケットによる公共交通機関の無料利用、リユースカップを導入しているということです。