リーグトップ6勝 G戸郷に新武器カーブ
12日、千葉・ZOZOマリンスタジアムで行われたプロ野球交流戦・ロッテ対巨人。巨人先発の戸郷翔征投手は、初回に2本のタイムリーヒットで2点を奪われます。
しかしその後は、ストレートとフォークを中心に、交流戦から多投し始めたというカーブを織り交ぜ、ロッテ打線に的を絞らせません。
巨人打線も岡本和真選手が2本のホームランを放つなど11得点。戸郷投手は7回、115球、2失点の好投でリーグトップに並ぶ6勝目をあげました。
試合後、戸郷投手はカーブについて「緩い変化球を使った方がいいかなと思った。(マリンスタジアムの)風に乗せれば一気に曲がる。きょうのカーブめっちゃいいですね。カーブピッチャーじゃないのにどうしたんやろ?と思っていた。桑田コーチにはまだ教えてもらってないです。機会があれば教えてもらいたい」と話しました。
今シーズンの交流戦最後の試合となった戸郷投手は「交流戦最後の登板で勝てたのはでかい。またセ・リーグとの対戦になるが、交流戦で良い勉強がいっぱいできた」と初の交流戦で4試合3勝1敗の好成績を残し、充実した表情を見せました。