サッカー女子日本代表・なでしこジャパンは１３日、メキシコとの強化試合に臨み、５－１で勝利。

高倉麻子監督は「（１０日のウクライナ戦を含めて）２試合終わって疲労度を考えても非常にタフな戦いになることがわかった。失点はしたけど、５点入って勝ちきれたことは評価できる」と手応えを口にしました。

東京五輪代表発表前最後となった試合で、エースの岩渕真奈選手が１ゴール２アシストの活躍。さらには、チーム最年少１８歳の木下桃香選手や２１歳の遠藤純選手が途中出場でゴールを決めるなど、各選手が代表入りへアピールしています。激しい代表争いについて高倉監督は、「みんなが結果を出すので、本当に頭が痛くて。彼女たちの人生がかかっていることは受け止めているので、ベストと信じた選手を選んでいきたい」と、率直な思いを述べました。

また、約１か月半後に迫った東京五輪については、「開催に関しては、世の中でもポジティブな話やネガティブな話は聞こえてくるけど、私たちは何があっても揺るぎなく、１日１日、成長するために全員で努力を精いっぱいやっていきたい」と気を引き締めました。


写真：アフロスポーツ