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五輪争うゴルフ稲見&古江 国内残り2戦

2021年6月17日 18:24
五輪争うゴルフ稲見&古江 国内残り2戦

東京五輪代表争いが佳境を迎えている女子ゴルフ。日本勢2番手を争う共に21歳の稲見萌寧選手と古江彩佳選手が17日、ニチレイレディス(18日初日・千葉)を前に心境を語りました。

女子ゴルフは6月28日付の世界ランキングを基にした五輪ランキングで東京五輪の出場権が決まり、日本の出場枠は現在2枠。最新のランキングで10位の畑岡奈紗選手(22)は代表を確実にしています。

日本勢残り1枠は24位の稲見萌寧選手、28位の古江彩佳選手、31位の渋野日向子選手(22)の3人が争っています。

代表決定まで残り2試合の国内ツアーに出場する稲見選手は、「もちろん出たい気持ちはありますけど、五輪のために今週頑張るわけではない」とし、「出られなかったらしようがないという思いはあるので、自分で追い込む必要はない。今週は今週の試合だから頑張るという感じで上位に食い込めるように頑張っていきたい」と、目の前の試合に集中する姿勢を見せました。

一方、ニチレイレディスの順位次第では代表消滅の可能性がある古江選手は、「調子自体は悪くはないので自分のショットに集中できるように頑張りたい。上位で争えたら本当にベスト」とコメントしました。

米ツアーに参戦している渋野選手は、海外メジャー第3戦「全米女子プロゴルフ選手権」(現地24日~27日)に出場予定。ランキングのポイントが高いメジャー大会で上位に入り逆転での五輪出場を目指しています。

◆東京五輪女子ゴルフ代表
6月28日付の世界ランキングを基にした五輪ランキングで、15位以内の選手から、各国・地域で最大4人が内定。15位以内の選手が1人または0人の国や地域は、16位から60位までの選手を含めて最大2人に出場権。

写真:日刊スポーツ/アフロ
※左:稲見選手 右:古江選手