新体操・皆川 五輪代表選考会へ意気込み
19日から群馬県高崎アリーナで行われる新体操個人の東京五輪代表選考会。代表2枠を争う日本体操協会特別強化選手の3人が18日、オンラインで記者会見し、それぞれ意気込み語りました。
2019年世界選手権で五輪出場枠を獲得、リオ五輪代表の皆川夏穂選手(23)は「(東京五輪の)代表が決まる試合にはなるんですけど、やっぱり結果とか点数だったりにこだわるんじゃなくて、自分がここまで練習してきたことやナーディア先生に8年間教わってきたことをすべて試合の本番1本で出せることができれば、結果だったり点数もついてくるので、結果や順位のことを考えるんじゃなくて、まずは今やっている自分の演技、ベストをつくせるように頑張りたいと思います」と語りました。
五輪初出場を狙う全日本選手権3連覇中の喜田純鈴選手(20)は「代表選考会が決まってからずっとこの試合に向けて準備してきた。自分が練習してきたことを明日明後日、本番のフロアで一番いいものを発揮できればそれが一番納得できると思うので。自分の最大限のパフォーマンスができるように準備をして、一番いい状態で演技ができたらいいなって思ってます」と語りました。
W杯シリーズで東京五輪出場枠2枠目を獲得、五輪初出場を狙う大岩千未来選手(19)は「今回は結果にとらわれずに久しぶりの日本の試合を楽しみたいなというふうに思っています。自分自身がしっかり楽しんで踊れるようにして、そして見ているみなさんにもすごいなと思ってもらえるような演技ができるように頑張りたいです」と語りました。
フープ・ボール・クラブ・リボンの計4種目による個人総合を19日、20日にそれぞれ実施。2日間のうち高い方の合計得点が採用され、上位2人が代表に内定します。(同点の場合は2日間の両方の合計得点が高い人が選ばれます。)