クライミング楢崎 W杯「刺激もらいたい」
スポーツクライミングの男子日本代表、楢崎智亜選手と原田海選手が28日からアメリカで開幕するW杯に向けてオンラインで会見を行いました。
楢崎選手は、「久々の国際大会なので、海外の選手から刺激をもらいたい」と話し、原田選手は、「仕上がり具合を把握したい」と意気込みました。
二人が参加するW杯は3日間にわたって、アメリカ・ソルトレークシティーで行われ、ボルダリングとスピード2種目が行われます。
楢崎選手は、3月に京都で行われたスピードジャパンカップで5秒72の日本新記録を樹立。今回のW杯でも新しい記録が期待されています。「5秒6台を出したい。今回はスピードに(選手が)たくさん出ているわけではないので、少しでもいい順位をとりたいと思っています」と意気込みを語りました。
原田選手にとっては1年半ぶりの海外遠征。「(海外遠征の)感覚を忘れている。雰囲気とかを思い出したい。(最近)トレーニングを変えたので、自分の体の変化も感じている。それを(実戦で)試したい」とコメントしました。
コロナ禍での海外遠征に二人とも口をそろえて、「外出は控えようと思うし、食事、衛生面もできるだけ、自分で管理したものを。あとは必要以上に人と接触しないようには心がけたい」と話しました。
写真:JMSCA/アフロ