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レスリング皆川 夫の支えと共に初五輪へ

2021年6月19日 22:35
レスリング皆川 夫の支えと共に初五輪へ

東京オリンピック女子76キロ級の代表に内定している皆川博恵選手(33)が19日、オンラインでインタビューに応じました。

日常生活もままならいほど右ひざに痛みを抱えていた皆川選手は去年6月に手術。さらに新型コロナウイルスの影響で思うように練習ができなかった状況の中、サポートしてくれたのは夫・拓也さんでした。「長い期間レスリングができない状況になった時に(元レスリング選手の)旦那に協力してもらい、庭で軽いスパーリングの相手をしてもらったり、工夫して練習に付き合ってもらった」。

また練習面以外でも支えられたといいます。「私が落ち込んだりしている状態の時には、できるだけレスリングの話をしないようにだとか、私の性格を知っていると思うので悩んでいることに対して深く聞かれたくないので配慮をしてくれていた」。

2017年の世界選手権で初のメダルを獲得し、同年に結婚した皆川選手は2018年、2019年の世界選手権も連続でメダルを獲得。さらに初の五輪代表内定も決めました。 

「旦那のサポートのおかげだと思います。開幕も近づいてきて五輪に向けて練習してきたことを本番で出し惜しみすることなく100%出し切れるようにしたい」と東京五輪へ意気込みました。

写真:森田直樹/アフロスポーツ
※写真は2019 レスリング世界選手権 女子76kg級決勝