五輪代表狙う渋野日向子 痛恨4オーバー
◆米女子ゴルフツアー メジャー大会 全米女子プロゴルフ選手権初日(現地時間24日・ジョージア州)
海外メジャー大会、全米女子プロゴルフ選手権が現地時間24日に開幕。逆転での五輪出場権を狙う渋野日向子選手(22)が出場しました。28日付の世界ランキングを基にした五輪ランキングで東京五輪の出場権が決まり、原則、各国・地域の2人に出場権が与えられる女子ゴルフ。
現在、代表圏外の4番手につける渋野選手は代表決定前最後となる一戦で、逆転での五輪出場を狙います。初日10番からスタートした渋野選手は、序盤の11番でボギー先行。それでも続く12番ではこの日最初のバーディーとし、バウンスバックに成功します。
しかし、その後は、一度もバーディーを奪うことができず。さらに4つのボギーをたたくなどスコアを落とし、この日1バーディー、5ボギーの4オーバー。首位と9打差、93位タイと苦しいスタートとなりました。
初日を振り返り、渋野選手は「もうどうにもならなかったというか、ショットがすごく曲がって、フェアウエーキープもすごく悪かったので、すべてにおいて残念だったなという感じです」と、コメント。
それでも2日目へ向けては「悪いところもたくさんありましたけど、前回のUS(全米女子)オープンよりはパッティングの感じはすごく良くなってきている。それが入ってくれれば、スコアにもつながると思う。そこに期待しつつ、あとはショットを、もう少し攻めるところは攻めて、割り切るところは割り切って守りに入ってというゴルフがあしたはできるように頑張りたい」と、意気込みを語りました。
写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ
※写真は全米女子オープン2日目