日本新を2度更新 スピードクライミング安川潤初優勝「世界で一番最初に4秒台を出したい」
スピードジャパンカップ2023が12日に行われ安川潤選手が日本新記録を2度更新し、優勝しました。
スピードは、15mの壁を登る速さを競う競技。予選で、自身が持つ日本記録5秒40を0.02秒更新し、5秒38をマークしました。その後の決勝でさらに0.05秒縮め、5秒33で初優勝に輝きました。
試合後のインタビューでは、「練習で5秒12を出していたのでもっと縮められると思う。自分が世界で一番最初に4秒台を出したい」と語りました。
また、試合前に東京オリンピック代表の楢崎智亜選手と話していた内容を聞くと「朝起きた時から緊張していて足が震えていたが、憧れの楢崎選手から応援していると言われ、緊張がほぐれた」と語りました。
さらに、9月に控えるアジア選手権について「アジアは強豪選手が多い。その中でも戦える力が付いてきたと思うので優勝を狙いたい」と語りました。