順大・三浦龍司が日本選手権クロカン2位 課題の残るレースも「しっかりと追い込むことができた」
日本選手権大会クロスカントリーで2位に入った三浦龍司選手(撮影:和田悟志)
◇第106回日本陸上競技選手権大会クロスカントリー競走、福岡市・国営海の中道海浜公園クロスカントリーコース(1周2km)
日本選手権大会クロスカントリーが26日に行われ、シニア男子10kmで、三浦龍司選手(順天堂大学3年)が2位に入りました。
2年前の優勝者でもある三浦選手は、前回大会は前日の体調不良で欠場。三浦選手は「3000m障害はタフさが求められるので、脚づくり、衝撃に対する耐性をつけるために有意義」と、2年ぶりに出場しました。
「風が強かったし、前日に雨が降ったので、様子を見ながらリズムを作っていこうと思いました」
こう話したように序盤は、集団の中団に位置取るなど冷静にレースを進めます。
しかし、優勝争いが塩尻和也選手(富士通)と2人に絞られると、ペースアップを図る塩尻選手に「きつくなった」と付いていくことができません。
7km過ぎから少しずつ離された三浦選手、優勝した塩尻選手に13秒差をつけられ2位でフィニッシュしました。
レース後、「最低限の走りはできた。レースの中でしっかりと追い込むことができたのは良かった。でも、最後は離されてしまい、食い下がることができなかった。そこはどんなレースでも必要なスキルなので、磨いていきたい」と振り返った三浦選手。新年度のトラックシーズンも3000m障害で世界と戦うことを誓っていますが、収穫と課題とが入り交じったレースになりました。
日本選手権大会クロスカントリーが26日に行われ、シニア男子10kmで、三浦龍司選手(順天堂大学3年)が2位に入りました。
2年前の優勝者でもある三浦選手は、前回大会は前日の体調不良で欠場。三浦選手は「3000m障害はタフさが求められるので、脚づくり、衝撃に対する耐性をつけるために有意義」と、2年ぶりに出場しました。
「風が強かったし、前日に雨が降ったので、様子を見ながらリズムを作っていこうと思いました」
こう話したように序盤は、集団の中団に位置取るなど冷静にレースを進めます。
しかし、優勝争いが塩尻和也選手(富士通)と2人に絞られると、ペースアップを図る塩尻選手に「きつくなった」と付いていくことができません。
7km過ぎから少しずつ離された三浦選手、優勝した塩尻選手に13秒差をつけられ2位でフィニッシュしました。
レース後、「最低限の走りはできた。レースの中でしっかりと追い込むことができたのは良かった。でも、最後は離されてしまい、食い下がることができなかった。そこはどんなレースでも必要なスキルなので、磨いていきたい」と振り返った三浦選手。新年度のトラックシーズンも3000m障害で世界と戦うことを誓っていますが、収穫と課題とが入り交じったレースになりました。