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【飛込】五輪6大会出場の43歳寺内健 9月日本選手権を最後に引退「最後は自分らしく全力で」

2023年8月21日 19:11
【飛込】五輪6大会出場の43歳寺内健 9月日本選手権を最後に引退「最後は自分らしく全力で」
東京五輪で5位入賞した寺内健選手(左)と馬淵崇英コーチ(右)(写真:アフロ)
飛込の43歳寺内健選手が9月の日本選手権を最後に引退すると所属チームが発表しました。

寺内選手は1996年アトランタ五輪以降、五輪に6度に出場し、日本の飛込界を牽引。2021年の東京五輪ではシンクロナイズド3m飛板飛込で5位入賞を果たしました。

引退試合となる日本選手権では坂井丞選手と共にシンクロナイズド3m飛板飛込にエントリーしており、競技は大会初日の9月1日におこなわれる予定です。

以下寺内選手のコメント
「このたび、9月の日本選手権を最後に引退する決意をいたしました。1994年の日本選手権で初めて優勝して、私の飛込人生は大きく変わりました。オリンピックというものを意識し始めたのはこの頃です。そんな大きな想いがある日本選手権を最後の大会にできることを誇らしく思います。
 現役選手として43歳まで挑戦を続けてこれたのは、最後まで全力のサポートしていただきましたミキハウスをはじめ、馬淵崇英コーチ、家族、ここまで私に携わってくださった方々、そして応援してくださいました皆様のおかげです。その全ての方に感謝の想いとこれまでの競技人生の締めくくりとして、最後は自分らしく全力で飛び切りたいと思います。応援のほど、よろしくお願いいたします」