◇プロ野球セ・リーグ 広島-DeNA(2日、マツダスタジアム)

DeNAの大田泰示選手が、出身地の広島でタイムリーを放ちました。

広島に2点を先制されたDeNAは4回、広島先発・森翔平投手から3番・宮崎敏郎選手、4番・牧秀悟選手、5番・佐野恵太選手が3連打。ノーアウト満塁とします。

このチャンスで広島出身の大田泰示選手は、初球フォークボールをとらえ、ライトへタイムリーヒット。DeNAが1点を返します。

大田選手は今季状態が上がらず先月10日に抹消。それでも降格後ファームで即ホームランを放つなど、22日に1軍へ再昇格していました。大田選手は球団を通じ、「みんなが繋げてくれたチャンスだったので、なんとか前に飛ばそうと思い打席に向かいました。得点を挙げることができ良かったです！」 と、気合の入った表情で振り返っています。

SNSでは「帰ってきた大田泰示が止まらない」、「大田泰示選手、8月になってアチアチだわ」と7月22日に一軍再昇格を果たした大田選手の活躍にファンから喜びの声が寄せられました。

しかし、反撃ムードのDeNAはその後、なおも続くノーアウト満塁のチャンスは、大和選手、山本祐大選手、濱口遥大投手が凡打に倒れ追加点はならず。この回は1点止まりとなっています。