４日、明治安田生命Ｊ１リーグ第２１節コンサドーレ札幌対徳島ヴォルティスの試合が北海道・厚別公園競技場で行われました。

試合は一進一退の攻防が続くなか、前半３７分に札幌・青木亮太選手がビッグプレーを見せます。徳島が鋭いパスからゴール前でチャンスを得て、キーパーの逆を突いてシュートを放ちますが、これを札幌の青木選手がゴールライン上で「神クリア」。絶体絶命のピンチを救い、両チーム無得点で前半を終えます。

迎えた後半、両チームともチャンスは作りながらも得点は決まらず、試合は終盤へ。すると残り時間わずかの後半４３分、札幌は敵陣深くでチャンスを迎えるとサイドからペナルティーエリア内の駒井善成選手へ鋭い低弾道のクロス。これを徳島の守備陣が１度はクリアしますが、そのクリアしたボールが味方に当たり、まさかのオウンゴール。札幌が待望の先制点をあげました。そのまま試合は終了。１－０で札幌が２試合ぶりに勝ち点３を獲得。東京五輪による中断期間前最後のホーム戦を勝利で終えました。

※試合は６月の試合のもの
写真：日刊スポーツ／アフロ