１０日、エディオンスタジアム広島で行われた明治安田生命Ｊ１リーグ第９節広島対湘南の一戦。チームを勝利に導いたのは今季トップチームに昇格した１８歳のＭＦ田中聡選手でした。

後半１１分、相手ＧＫ大迫のクリアボールを拾うとドリブルで攻め上がります。左のＦＷ町野にパスを出すと一気に前線へ。縦パスに左足でダイレクトシュート。Ｊ１初ゴールを奪いました。湘南はこの１点を守り切り、リーグ戦５試合ぶりの白星となりました。

田中選手は湘南の下部組織出身。今年３月にはＵ－２０日本代表候補合宿のメンバーに選ばれるなど、注目の若手。試合後Ｊ１初ゴールについて「パスを出してからゴール前に上がっていくのは何度も狙っている。練習通りできたかなと思っています。ホームサポーターの前での得点も見せたいと思っているので、次のホームでも勝ち点３をとって、自分もチームも向上したい」とコメントしました。

写真：西村尚己／アフロスポーツ