王者川崎F 鳥栖に勝利J1通算300勝目
7日、明治安田生命J1リーグ第8節の川崎フロンターレ対サガン鳥栖が等々力球技場で行われました。
川崎Fは8戦7勝無敗。鳥栖は前節敗れたものの、7試合で失点1とリーグ1位の鉄壁を誇ります。前節2得点を決めた三笘薫選手はベンチスタートとなりました。
川崎Fは立ち上がりから右ウイングの小林悠選手が、鳥栖の3バックの横のスペースを突き、何度も決定機を演出しますが、得点につながりません。
一方の鳥栖も中盤の松岡大起選手を中心に攻撃を仕掛けますが、ゴールには至らず。川崎Fは前線からのプレスと素早い攻守の切り替えを、鳥栖は徹底したハイプレスとポゼッションを見せ、お互いの思惑がはっきりとした前半になりました。
試合の転機となったのは後半12分。鳥栖が相手陣内で攻め込んだところを川崎Fがクリア。川崎Fのレアンドロ・ダミアン選手が田代雅也選手との競り合いに勝ち、キーパーと1対1に。決定機に田代選手がたまらずファールしレッドカード。田代選手は退場。鳥栖は2試合連続で退場者を出してしまいます。
ここから一方的な展開に。川崎Fは三笘選手と遠野大弥選手を投入。相手陣内でゆったりとボールを持つと、ペナルティーエリアに進入した遠野選手が等々力での初ゴール決め先制。
その後も川崎Fは集中した守備で相手をシャットアウト。王者らしい貫禄を見せつけ今季8勝目。チーム通算J1リーグ300勝目を挙げました。
写真:YUTAKA/アフロスポーツ
※写真は2月26日横浜F・マリノス戦