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「あと何本滑ったら日本に帰れる~」平野歩夢の大偉業直前に“兄弟の会話”「本当に兄ちゃんに勝って欲しかった」

2022年2月11日 16:55
「あと何本滑ったら日本に帰れる~」平野歩夢の大偉業直前に“兄弟の会話”「本当に兄ちゃんに勝って欲しかった」
金メダルを獲得した兄・歩夢選手(右)と抱擁する弟・海祝選手(左)【写真:長田洋平/アフロスポーツ】
北京五輪・大会8日目(2月11日)スノーボード男子ハーフパイプ

スノーボードの男子ハーフパイプ決勝で、ソチ、平昌2大会連続五輪銀メダルの平野歩夢選手が、トリプルコーク1440を完璧に決め、日本スノーボード史上初の金メダルを獲得しました。

平野選手の大偉業に喜びを隠せないのが、弟の海祝選手です。長年、1番そばで練習してきた兄の金メダルに今大会を9位で終えた海祝選手は、「やっぱり1番兄ちゃんを目の前で見てきたから感動した。自分(の結果)以上に喜んだくらい。本当に兄ちゃんには勝って欲しかった。勝ったときは感動しすぎて、泣きそうになりました」と満面の笑みでコメント。

さらに本番直前に“兄とどんな話をしたか”を聞かれると、「五輪の舞台はプレッシャーがすごい。兄ちゃんは、『それをどれだけいつも通りにするか』という感じ(のことを言った)。他には、『あと何本滑ったら日本帰れる~』って2人で話してましたね(笑)」と兄弟ならではの会話があったことを明かしてくれました。

「絶対いける、やれるよ!あゆ(歩夢)なら」と、背中をたたいて兄を送り出したという海祝選手。自身初となった五輪を振り返り、「すごく楽しかった」と話しました。

そして今後については、「次の五輪に限らず、いろんな大会でこれからもっと活躍していこうと思います」と、兄の背中を追いかけて更なるレベルアップを誓いました。
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