１１日、大相撲・名古屋場所８日目がドルフィンズアリーナで行われ、６場所連続休場から進退をかけて復帰した横綱・白鵬が寄り切りで前頭四枚目・琴恵光から白星をあげました。

白鵬は立ち合い、右張り手から左を差すと、すぐさま右の上手を取ります。これで十分な体勢となりそのまま寄り切り、初顔合わせの琴恵光に危なげなく勝利。初日から無傷の８連勝で勝ち越しを決めました。

同じく初日から７勝中で「綱取り」を狙う大関・照ノ富士は、前頭三枚目・翔猿との一番。照ノ富士は、すばやく動いて距離を取ろうとする翔猿の動きを見極め、はたき込みで勝利、全勝を守りました。

写真：日刊スポーツ／アフロ