阪神タイガースは12日、原口文仁選手が国内フリーエージェント（FA）権を行使する意向を表明し、そのための書類を球団に提出したことを発表しました。

帝京高出身の原口選手は、2009年のドラフト会議で阪神から6位指名を受けてプロ入り。15年間で通算548試合に出場し、打率.272、273安打、29本塁打、150打点の成績。今季のクライマックスシリーズでも本塁打を放ちました。

原口選手は球団を通じて、「この度FA権を行使することを決断いたしました。15年間お世話になったタイガース球団、いつも日本一の熱い声援で背中を押してくれたファンの皆様には感謝しかありません。ただ、いち野球人として、もう一度挑戦したいという思いが強く、この度、決断に至りました」とコメントしています。

また同僚の糸原健斗選手はFA権を行使せず、残留を発表しました。