ミス続いた女子団体 決勝進出は結果待ち
◇東京五輪・大会3日目 7月25日 体操女子団体 東京・有明体操競技場
予選は5班に分かれ各選手が演技を行い、12チーム中、上位8位までが決勝に進出する女子団体。
予選1班で平均台、ゆか、跳馬、段違い平行棒に臨んだ日本。最終種目の段違い平行棒で、エースの村上茉愛選手がバーをつかめず落下するなど、ミスが続き苦しい場面が多くなりました。
予選2班が終わった段階で、162.662点の暫定5位につけている日本、決勝進出は午後8時20分から行われる他国の結果待ちとなりました。
■村上茉愛選手コメント
あまり振り返りたくない試合ではあった。すごい緊張が演技にでてしまった。(段違い平行棒では)いつも練習ででないような失敗だったので、やっぱりいつもと違うのが五輪だと思う。チームでは明るく粘り強く淡々ととチームの目標でやってきたので、ミスがあるのは良くないけど、カバーしあって意識してきたので、この空間はチームとして楽しめた。
■杉原愛子選手コメント
平均台は2年ぶりに落下してしまい、申し訳ない気持ち。1番点数を稼がないといけない部分で落下していまい、悔しい気持ちあったけど、チームのみんながカバーしてくれてゆかからは自分らしい演技が戻ってきた。五輪という舞台が開催されたことはありがたいことなので、感謝の気持ちを忘れずにできたと思う。決勝では挽回できる演技と、この大会を楽しみながら演技で恩返ししたい。
■平岩優奈選手コメント
自分らしさを出すことができなくて、チームにも貢献することがあまり出来なかったのがすごく悔しい。自分が目指しているきれいな体操がやりきれなかったことが悔しい。決勝では私らしさをしっかり見せて、きれいな体操を見せつけられるように頑張りたい。
■畠田瞳選手コメント
最初の平均台と得意な段違い平行棒で、チームの得点に貢献できてうれしかった。跳馬で失敗した分取り戻せたうれしい思いがこみ上げてきた。自分の安定感のある演技でチームに貢献したい。
写真:丸山康平/アフロ