マラソン大迫傑が五輪レース後に引退を表明
東京五輪・男子マラソン日本代表の大迫傑選手が29日、自身のSNSを更新し、8月8日に行われるレースを最後に現役を引退すると発表しました。
現在30歳の大迫選手は、2020年3月に行われた東京マラソンで、2時間5分29秒をマークし、当時の日本記録を更新。選考レースで結果を残して東京五輪代表の座をつかんでいました。
東京五輪でのレースを目前に控え、突然の大会後の現役引退発表。SNSで大迫選手は、「それは、出し切るため。もう半歩、目標に近づくため」とコメント。
さらに、「『走る』その究極にシンプルなことに、純粋に向き合う。こんなゴールがあったっていい」とつづっています。
大迫選手にとって現役最後となる男子マラソンは、8月8日の午前7時から行われます。
写真:アフロスポーツ