渡辺東野ペア「一番幸せな日」涙の銅メダル
東京五輪でバドミントン混合ダブルス日本勢初のメダルを獲得した渡辺勇大・東野有紗ペア。3位決定戦の直後、news every.陣内キャスターの取材に応じ、東野選手は「勇大くんとやってきて一番幸せな日です」と、涙ながらに喜びを語りました。
東京五輪バドミントン混合ダブルスで銅メダルを獲得した渡辺勇大・東野有紗ペア。大会前からメダル獲得が期待され、プレッシャーがかかる中でこの種目日本勢初のメダルを手にしました。3位決定戦直後、news every.陣内貴美子キャスターの取材に応じ、涙ながらに喜びを語りました。
陣内キャスター)
こんなに苦しくてこんなにうれしいメダルはなかったです。おめでとうございます。
東野選手)
なんか…やっとメダルが取れたな、ここまで来られたなと思いますし、気持ちの面ですごくプレッシャーがあって『楽しもう、楽しもう』と口では頑張って言っていたんですけど、なかなか自分のプレーができなくて勇大くんに負担をかけてしまった試合が多かったですけど、本当にここまで勇大くんとやってきて一番幸せな日です。
渡辺選手)
本当に先輩が言ってくれたようにプレッシャーに押しつぶされそうで…プレッシャーというのはわかっていたんですけど、それが想像以上で…。本当に何度も逃げ出しそうになって、苦しいゲームばっかりだったんですけど、コートに入って先輩がいてくれて、しんどくても逃げ出しそうになっても支えてくれたおかげの銅メダルだと思っています。
陣内キャスター)
最後退場するときに選手団に手を上げていましたけど、みんなで勝ち取ったメダルのような気がしました。
東野選手)
本当にチームジャパンとして、きのうも奥原さんとかフクヒロペアの子が「あした頑張ってね」と声をかけてくれたり、自分も試合あるのに負けた自分のことを励ましてくれて…本当にそのおかげで今がありますし、きょうも『体育館にいって応援するよ』といってくれて本当に力になりましたし、先輩たちがいてくれたおかげで今があると思いますし、本当にきのうの先輩たちの試合とかも見て自分たちも頑張んなきゃと思えたので、本当に先輩たちには感謝しかないですし、大好きな先輩たちです。
渡辺選手)
切磋琢磨して、僕はもう本当に下っ端でついていくだけで、先輩方にいろいろ教えてもらったことばっかりで、それでも最後の最後までこうやって先輩方も応援してくれますし『負けても大丈夫だよ』という声もたくさんいただきましたし、やっぱり一番は遠藤さんに…感謝したいと思っていますし、3人でとったメダルだと思っています。