池江「ウズウズしていた」リレーで決勝へ
◇東京五輪・大会8日目、7月30日、競泳女子400mメドレーリレー、東京アクアティクスセンター
競泳・女子400mメドレーリレー予選1組に日本(小西杏奈選手、渡部香生子選手、池江璃花子選手、五十嵐千尋選手)が登場しました。
先頭の小西選手が2位につけると、続く渡部選手は3位で池江選手につなぎます。今大会初めてバタフライでの出場となった池江選手は力強い泳ぎで3位のままアンカーの五十嵐選手へ。日本はこの組で3位となり、全体6位で予選通過を決めました。
以下、レース後の各選手のコメント。
◆小西杏奈選手
─昨日の自己ベストに続き、今日も素晴らしい泳ぎ。振り返って
「私がいい順位でかえってきて後ろにつなぎたいと思っていた」
◆渡部香生子選手
─リレーにかける思いは強かった
「個人種目が2つとも、不甲斐ない結果に終わってしまっていた。最後のリレーだけは、チームに貢献したい気持ちがあったので精いっぱい頑張りました」
◆池江璃花子選手
─今大会で初めてのバタフライ。手応えは
「バタフライが泳ぎたくて、ウズウズしていた。隣の選手に食らいついていきたいと思っていた。なかなか追いつくことはできなかったが、いい順位で(五十嵐)千尋さんにつなぐことができてよかった」
◆五十嵐千尋選手
─3位でフィニッシュ。試合を振り返って
「初めて世界大会でメドレーリレーを泳がせていただいた。本当に貴重な経験ができ、もう一回泳げたら順位を上げていきたい」
─決勝に向けてポイントは
「みんなまずまずの調子で泳げている。一人一人の本調子を出せればタイムも順位も上がると思う」
写真:杉本哲大/アフロ