大池水杜7位 新種目BMXフリースタイル
◇東京五輪・大会10日目、自転車・女子BMXフリースタイル・決勝(8月1日、有明アーバンスポーツパーク)
自転車競技の新種目として今大会から採用されたBMXフリースタイル。
24歳の大池水杜(みなと)選手が、9人の選手で争う決勝に臨みました。
60秒間の滑走を2回行い、2回のうち高い得点が採用される決勝。大池選手は1回目、大技のバックフリップ(後方宙返りで1回転)に挑みますが転倒し、スコアを伸ばせず9位につけます。
2回目は、バックフリップの着地で後輪が引っかかり減速しますが、体と自転車を横に1回転する技を決めるなど、75.40点をマークし7位。メダル獲得とはなりませんでしたが、笑顔で初出場の五輪を終えました。
以下、決勝後インタビュー
Q:決勝を終えて
2本目、本当はもうちょっと攻めたかったんですけど、1回目のバックフリップで回転が乱れていて、本当はひねりをいれたかったけど、自分の判断でやめて、走りきろうと思って、その後は楽しく乗れた。
Q:五輪の舞台でBMXを表現できたことは
きのうのシーディング(決勝のスタート順を決める)の時点で、いろんな人から楽しそうに乗っていて良かったと言われたので、今まで日本でこれだけBMXを取り上げてもらったことはないから、たくさんの人に見てもらえてよかった。
Q:応援してくれたファン、家族へ
みなさんのおかげでここまでこられたし、1年延期していろいろ悩むこともあったけど、周りのみんなのサポートのおかげでここまでこられて、自分のやりたいベストのライディングはできなかったけど、楽しむことはできたので、みなさんのおかげです。
写真:森田直樹/アフロスポーツ