【図解】五輪代表選考 陸上競技は最速8月の世界選手権でパリ五輪内定

左から田中希実選手、北口榛花選手、泉谷駿介選手、三浦龍司選手
各種目に出場できる上限は各国3名まで。パリ五輪代表に内定するためには、世界陸連の定める参加標準記録を突破する必要があります。
男子100mであれば10秒00、これは東京五輪の10秒05よりも0秒05速いタイム。女子100mの参加標準記録、11秒07は日本記録=11秒21よりも速いタイムと、全種目を通じ高いレベルが求められています。
来年行われる第108回日本陸上競技選手権大会(日程未定)が国内の最重要選考競技会となりますが、それ以外にも代表内定となるプロセスがあります。
■最速で今年8月に内定
まずは最速でパリ五輪代表入りが決まるパターン。
2023年8月19日~27日にハンガリーのブダペストで開催される世界選手権において、3位以内の成績を収めた日本人最上位の選手で、2023年7月1日から2024年6月30日までに、ワールドランキング対象競技会において参加標準記録を満たした選手はパリ五輪代表に内定します。
たとえば、やり投げの北口榛花選手は、2022年の世界選手権で(63m27をマークし)日本女子史上初の銅メダルを獲得しています。
2023年の世界選手権で64m以上の記録をマークし、3位以内で日本人最上位となれば、
・日本人最上位
・3位以内
・参加標準記録(64m)突破
と、すべての条件を満たすため、最速でパリ五輪代表に内定することとなります。
上記の該当者がいない場合、2023年世界選手権で、8位以内の成績を収めた日本人最上位選手については、2024年1月1日から6月30日までにワールドランキング対象競技会において参加標準記録を満たせばパリ五輪代表に内定します。(※男女5000mについては2023年11月から有効)
2023年8月19日~27日にハンガリーのブダペストで開催される世界選手権において、3位以内の成績を収めた日本人最上位の選手で、2023年7月1日から2024年6月30日までに、ワールドランキング対象競技会において参加標準記録を満たした選手はパリ五輪代表に内定します。
たとえば、やり投げの北口榛花選手は、2022年の世界選手権で(63m27をマークし)日本女子史上初の銅メダルを獲得しています。
2023年の世界選手権で64m以上の記録をマークし、3位以内で日本人最上位となれば、
・日本人最上位
・3位以内
・参加標準記録(64m)突破
と、すべての条件を満たすため、最速でパリ五輪代表に内定することとなります。
上記の該当者がいない場合、2023年世界選手権で、8位以内の成績を収めた日本人最上位選手については、2024年1月1日から6月30日までにワールドランキング対象競技会において参加標準記録を満たせばパリ五輪代表に内定します。(※男女5000mについては2023年11月から有効)